雄星の1軍スタート決定「期待の方が大きい」

[ 2010年1月20日 17:53 ]

ブルペンで投球する雄星(左)に声を掛けた西武の渡辺監督

 西武の注目ルーキー、雄星(菊池雄星)投手(岩手・花巻東高)のキャンプ1軍スタートが20日、決まった。所沢市内の球団事務所で行われたスタッフ会議の後、雄星は「目標にしていたところ。まずほっとしている」と感想を口にした。

 大型新人の1軍帯同について渡辺監督は「動きを見て大丈夫なら、1軍と昨年から決めていた」と話した。新人合同自主トレーニングでメニューを着実にこなす左腕は「(不安より)期待の方が大きい。いろんなことを吸収して、いいキャンプにしたい」と希望を膨らませた。
 この日は初めて監督が見守る中でブルペン入り。4度目も立ち投げだったが「明日にでも捕手を座らせて大丈夫。4クールあたりから行きたい」と、24日にも本格的な投球練習をする可能性が出てきた。
 順調な仕上がりに加え、東北福祉大の通信課程に申し込んだことも分かった。渡辺監督は「二足のわらじは大変だが、野球に支障ないペースでやってもらえばいい」とエールを送った。

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2010年1月20日のニュース