中崎、菊池に出世部屋「譲りたくない」

[ 2009年12月13日 06:00 ]

野球教室に参加した西武の中崎はジェスチャーを交えながら熱心に指導する

 西武の昨年のドラフト1位左腕・中崎が菊池にライバル心を燃やした。12日は、和光市商工会主催の少年野球教室に参加。

球団には年明けから埼玉・所沢の「若獅子寮」に入寮する菊池に「出世部屋」を用意するプランが浮上したが、現在、同部屋を使用している中崎は「簡単には譲りたくない。プライドもある」。清原、松坂、涌井らも生活した「出世部屋」を死守する考えだ。
 一方、私生活では“地方出身”の新人左腕を全面的にサポートする。自身も宮崎・日南学園からプロ入りし、上京当初は生活に戸惑った。しかし、最近では原宿や渋谷に買い物に行くなど都会生活を満喫。「菊池君が生活に慣れるためにも連れて行きたい」と案内役を買って出た。期待された1年目は体づくりに専念したため公式戦(1、2軍)の登板はなし。「環境に慣れたし来年はしっかり野球に打ち込める」。菊池の入団を機に変身を遂げる。

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2009年12月13日のニュース