岩田 同じ病気抱える1型糖尿病の子らと交流

[ 2009年12月13日 19:10 ]

 阪神の岩田稔投手が13日、大阪府高槻市の大阪医科大を訪れ、同じ1型糖尿病を患う子どもたちとその家族ら約220人と交流した。

 岩田の母校、関大の学生らが企画したクリスマス会に参加する形で一緒にゲームを楽しんだ。このイベントの前には同医科大付属病院の小児病棟を慰問し、子どもたちやその家族からの質問に答えた。1型糖尿病を抱えながらプレーを続ける岩田は「病気になる前となった後で変わったことは?」との問いに「できることは自分でやって(周りに)迷惑を掛けないようにと考えるようになった」と応じた。
 終始リラックスした様子の岩田は「子どもたちの楽しそうな笑顔が見られて良かった」と満足げ。「1型糖尿病研究基金」への寄付なども行っている左腕は「僕にしかできないことがあると思っている。野球選手である限り続けていきたい」と話した。

続きを表示

2009年12月13日のニュース