番長に挑戦状!山口新球“どすこいボール”

[ 2009年12月13日 06:00 ]

サイン会でファンと握手を交わす横浜・山口

 横浜・山口が三浦に挑戦状を叩きつけた。この日は横浜市内でのサイン会で約200人のファンと交流。例年のオフはエースの三浦と千葉県内で自主トレを行っていたが「三浦さんとはやりません。来年は三浦さんを超えないといけないですから」と“親離れ”を宣言。今オフは入団以来初の専属トレーナーをつけて静岡県内のトレーニング施設で始動する。

 今季は150キロを超える直球を武器に守護神で18セーブをマークしたが、来季は球団首脳の方針で先発へ転向予定。専属トレーナーをつけたのも体調管理への自覚が芽生えた証拠だ。「先発に対応できるように長距離をどんどん走っていきたい」と自主トレではスタミナ強化を徹底する。
 投球も力でねじ伏せるスタイルからモデルチェンジ。手元で曲がるツーシーム、カットボールの習得に加え、谷嵐のしこ名で元幕内力士だった父・久さんに由来した新球“どすこいボール”に磨きをかける。「球の変化?沈みますよ。シーズンに入って楽しみにしてください」と不敵な笑みを浮かべた。

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2009年12月13日のニュース