上原 復帰まで2カ月…右ひじ腱に部分断裂

[ 2009年7月2日 06:00 ]

 右ひじを痛めて故障者リスト(DL)入りしている、オリオールズの上原浩治投手(34)が、精密検査で患部の腱に部分断裂が見つかり、実戦復帰まで約2カ月かかることが1日、分かった。同日、トレンブリー監督が明らかにした。

 トレンブリー監督は「医師の診断を聞いた上原は非常に落胆していた。3~5週間休ませて、そこから投球を始める。復帰は早くて7~8週間と考えている」と話し、手術は行わない予定。復帰は早くても9月上旬となるが、回復が長引いた場合は、今季中の復帰が絶望となる可能性も出てきた。
 上原は5月23日のナショナルズ戦後、左太腿裏痛によりDL入り。その後、戦列に復帰したが、6月23日のマーリンズ戦で右ひじに不調を訴えて6回で降板。「腕に力が入らない。ちょっとヤバイ感じ」と話し、2度目のDL入り。6月30日にチームドクターの2度目の診察を受けていた。
 メジャー1年目の今季は、12試合に登板し、2勝4敗、防御率4・05の成績を残していた。

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