こんな日は珍しい“7度目”のイチロー 

[ 2009年7月2日 12:08 ]

 【マリナーズ2-4ヤンキース】イチローの無安打は今季69試合目出場で7度目だ。四死球もなかったのは5度目。連続試合安打は12で止まった。先発ペティット、3番手コークと2人の左腕に対し4打席すべてで内野ゴロ。丁寧な投球にそれぞれうまくバットの芯を外されたかたちだった。

 ワカマツ監督は、「ペティットは緩急をうまく使っていた。イチローとラッセル(ブランヤン)の2人にまったくヒットがなかったのは初めてじゃないか」と好調の1、2番コンビが封じられたことを引き合いに出し、ペティットの好投をたたえた。
 この日は守備でもほとんど見せ場がなかった。打球処理は三回一死でジーターが放った右飛のみ。直後のデーモンの先制右越えソロ本塁打が頭上を通過していったのが、その後最もイチローの近くを通った打球だった。
 2点差だが内容は完敗。イチローをはじめ、選手たちは淡々と着替えを済ませてクラブハウスを後にした。

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2009年7月2日のニュース