疲労に負けた?唇かむ“6連投”浅尾

[ 2009年7月2日 22:44 ]

8回阪神2死一、三塁、ブラゼルの左中間への打球に中日左翼手の和田が飛びつくが捕球できず、逆転の二塁打に…

 【中日3―4阪神】1点リードの8回。阪神・ブラゼルの左中間二塁打で2者が生還すると、マウンド上の中日・浅尾は悔しげに唇をかんだ。交流戦の終盤から続いていた中日の連勝は8で止まった。

 逆転を許した浅尾はこれで6連投。全体的に球が高く、打たれたのも高めに浮いた直球だった。「(試合のなかった)月曜日は1日休みがある。だから6連投とは言わないよ」と落合監督は話したが、疲れが見えていたのは否めない。
 連勝中は救援陣が踏ん張った。じわじわと蓄積していた疲労が表れ、隠れていたチームの問題が浮き彫りになった。「(先発)1人で投げてくれるのがベスト。人の手助けを借りると、こういうリスクもある」と落合監督は言う。
 3日からは首位巨人を迎えての3連戦。各打者は依然好調をキープしているだけに、先発投手の踏ん張りが鍵となりそうだ。

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2009年7月2日のニュース