憲伸 6回3失点役目果たすも4勝目逃す

[ 2009年6月10日 06:00 ]

<ブレーブス・パイレーツ>7回、ロッカールームへ引き揚げる川上憲伸

 【ブレーブス7―6パイレーツ】ブレーブスの川上は6回4安打3失点。勝ち投手の権利を得て降板したが、中継ぎ陣が3点リードを追いつかれて4勝目を逃した。

 「きょうの投球内容?試合が長すぎて覚えていない」。試合終了が日付が替わる午前0時寸前だったことで苦笑いした川上。それでも初回、先頭のマカッチンを空振り三振に仕留めると、勢いに乗って3回まで無安打無失点。初回に味方が2点先制してくれたことで、「リードを守らないといけないと、先発からリリーフの気持ちで投げた」と振り返った。米国で初めてオープン戦で戦ったパ軍を相手に6回3失点。「試合をつくっているのは凄くいいこと」と先発の役割を果たし表情を緩めた。
 チームは延長15回サヨナラ勝ちで勝率5割に復帰。コックス監督は通算2000勝を達成した。川上も「うれしい。(記念すべき勝利の日に)自分がその中に加わることができた」。次回登板こそは自身の右腕で名将の勝利を飾りたい。

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2009年6月10日のニュース