本多が逆転打!ソフトバンクが逆転30勝

[ 2009年6月10日 21:17 ]

6回、逆転の2点二塁打を放ち、ガッツポーズするソフトバンク・本多

 【ソフトバンク4-2ヤクルト】交流戦で挙げた13勝のうち、逆転勝利は2度目。先行して主導権を握る得意のパターンではなかったが、勝利をもぎ取った。交流戦の優勝のマジックを6に減らしたソフトバンクの秋山監督は「ナイスゲームだね」と満足げに話した。

 三回に先行を許したが、六回2死一、二塁。本多が1ボールから真ん中に入ったスライダーを左翼線へ運んで逆転。四回2死満塁で凡退した1番打者は「藤岡は本塁打だけだったから、打線がカバーしないと。『今度こそは』と思っていた。いいところに落ちてくれて良かった」と、同期入団の藤岡に勝利をプレゼントしてうれしそうだ。
 その二人と同学年の7番・長谷川は八回に貴重な3号ソロ。「塁に出ることしか考えてなかった。振ったら本塁打になった」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。今季最多の3万4041人が詰め掛けた試合で30勝に到達。指揮官は「どこからでも点が取れる。チーム内で信頼ができている」。好調なチームを象徴するような笑みを浮かべた。

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2009年6月10日のニュース