坂本、唐川、由規…「ヤングジャパン」新設へ

[ 2009年6月10日 07:58 ]

 実行委員会が9日、都内ホテルで行われ、日本代表チームの常設化とともに、若手で構成する「ヤングジャパン」を新設する案が検討された。日本球界の次代を担う若手選手を強化するのが目的で、今後は年齢制限を含むチーム編成と国際試合など具体的な強化策を模索していく。

 侍ジャパンの常設化については、5月の実行委でも議題に挙げられ、複数の球団が賛同していた。日韓定期戦など定期的に強化試合を組みながら、4年後のWBCへつなげるとともに、興行面でも期待されている。このトップチームとは別に「26歳以下」など年齢を制限して構成するのがヤングジャパンとなる。代表クラスの選手層を底上げする狙いもあって、横浜・笹川球団業務部長は「若い選手をつくる目的で常設するということはみんなが思っていますよ」と説明した。

 ヤングジャパンの候補となるのは現在20歳の坂本(巨人)や19歳の唐川(ロッテ)、由規(ヤクルト)ら。新設されれば、強化試合などで早くから国際試合を経験させることも可能となる。4年後のWBCではトップチームの主力になる可能性も高い「ヤング侍」をいかにして育てていくか。3連覇へ向けた侍ジャパンの常設化とともに注目される。

続きを表示

2009年6月10日のニュース