ロッテ 7年ぶりに本格秋季キャンプ再開

[ 2009年6月10日 06:00 ]

 来季監督が未定のロッテが今オフ、7年ぶりに本格的な秋季キャンプを再開する方針を固めた。候補地は春季1軍キャンプを張る沖縄・石垣島、同2軍キャンプ地の千葉・鴨川と鹿児島・薩摩川内が挙がっており、今月中にも正式決定する。

 石川球団副代表は「若手を中心に、強化選手を指名してできればいい」と若手を徹底的に鍛え上げて戦力の底上げを図る考えを示した。02年秋に千葉・館山でキャンプを実施して以降は千葉マリンなどで秋季練習を行っていたが、全体練習は連日約2時間と軽めの内容にとどまっていた。
 選手の自主性を重んじ、故障防止を優先したバレンタイン監督の意向を反映したものだが、その指揮官は今季限りで退任。後任監督は未定ながら、「脱ボビー」で、レギュラー陣を脅かす若手選手育成を目指す方針だ。

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2009年6月10日のニュース