広島 4投手の無失点リレーで3連勝!

[ 2009年6月10日 20:17 ]

 【広島2-0ロッテ】中5日で回す先発投手は100球をめどに交代し、あとは自慢の救援陣で逃げ切る。開幕からブラウン監督が貫き続け、いまや広島が誇る必勝パターンはこの日も健在だった。

 先陣を切ったのはルイスだ。球場内の風速は常時10メートル前後を計測していたが「いろいろな特徴があるし、個人が慣れないといけない」と気にするそぶりもない。ユニホームがはためくほどの強風のなか、奪三振の山を築いた。
 四回までは4四死球を与えるなど毎回走者を背負った。満塁のピンチも2度招いたが、6回無失点。制球の不安定さよりも、10三振を奪った豪快な投球が大きなインパクトを残した。先発がしっかりと役目を果たし、七回からは横山、シュルツとつないで最後は永川で締めた。
 「ルイスがいい投球をした後、横山とシュルツはそれ以上だった」とブラウン監督。九回の永川は無死一、二塁のピンチを招いたが、終わってみれば4人の無失点リレーで3連勝。打線が一回の2点だけで追加点を奪えなくても、それで十分といわんばかりの投手陣の安定感が好調を支えている。

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2009年6月10日のニュース