オーナー会議で年俸総額上限求める意見

[ 2009年1月15日 15:37 ]

 米大リーグのオーナー会議が14日、アリゾナ州フェニックス近郊で開かれ、複数球団のオーナーから、年俸総額の上限を定める「サラリーキャップ制度」の導入を検討すべきだとの意見が出たことが分かった。

 今オフ、不景気のために各球団が経費削減を強いられる中、ヤンキースがフリーエージェント(FA)選手獲得に5億ドル(約445億円)近くを使ったことが影響したという。サラリーキャップは今会議の議題ではないが、年俸総額が一定額を超えた球団に「ぜいたく税」が課されるなど現在の労使協定が切れる2011年シーズン後に景気が悪化していれば、話し合われる可能性がある。(AP=共同)

続きを表示

2009年1月15日のニュース