納会で未成年飲酒 球団が選手会を厳重注意

[ 2009年1月15日 11:08 ]

 ソフトバンクの未成年の選手(18)が昨年11月、選手や職員計約120人が参加した納会で飲酒し、急性アルコール中毒に似た症状で病院に搬送されていたことが15日、分かった。球団側は「選手本人と、未成年者と知りながら酒を飲ませた選手会に厳重注意した」としている。

 球団によると、選手は2008年入団。納会は選手会が主催し、昨年11月27日に熊本県益城町のホテルで開催された。選手は年上の選手に酒をついでまわるうちに、自らもビールなどを飲み、会が終わった午後10時ごろ、気分が悪いなどの症状を訴えた。ホテル側が119番し、救急車で病院に運ばれたが、入院はしなかった。
 納会には選手会長の斉藤和巳投手ら全選手が参加。未成年の選手はほかに3人いたが、飲酒したかどうかは、確認していないという。秋山幸二監督は参加していなかった。
 球団は「青少年の見本となるプロ野球選手がこのような事態を引き起こし申し訳ない。未成年選手を含めた選手教育をしっかりやっていきたい」とコメントした。

 ▼斉藤和巳ソフトバンク選手会長の話(球団を通じてコメントし)青少年の見本となるべきプロ野球選手が、このような事態を起こしてしまったことを、選手会としても、自分としても深く反省しています。今後は自分も含め社会人として恥ずかしくない行動を取れるように努めていきたい。

続きを表示

2009年1月15日のニュース