大松目指せ3盗塁!下半身強化で鈍足解消だ

[ 2009年1月15日 06:00 ]

ハードルを使った運動で汗を流すロッテ・大松尚逸

 ロッテ・大松尚逸外野手(26)が3割30本塁打3盗塁の“トリプル3”を目指す。14日、母校・東海大で昨年に続いて取り組んでいる陸上トレを公開。下半身強化での打力&走力アップを目標に掲げた。「去年の数字をすべて上回りたい。盗塁はノーサインではいけないけど、サインが出たらいつでも走れる準備はしておきます」

 たった3盗塁でも大きな進化だ。昨年1月に陸上短距離界の第一人者、高野進氏に“弟子入り”。なんば走りを習得し下半身が安定した昨季は自己最多の24本塁打91打点と飛躍につなげた。ただプロ4年間で通算3盗塁の鈍足は変わらず。そこで今年も6日から高野氏の指導を仰いでいる。10日には砂浜で50メートルダッシュを84本も消化。昨季4秒5前後だった30メートル走は4秒前後まで縮めた。
 高野氏は「進歩しているし順調です」とさらなる飛躍に太鼓判。大松も「尻、足回りはピチピチしてきた。34インチのジーパンが入りにくくなっている。打撃も体重移動がスムーズになって飛距離が伸びた」と胸を張る。昨季は07年の5本塁打から一気に19発増。打撃も走塁も伸び代は十分ある。09年も和製大砲が突っ走る。

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2009年1月15日のニュース