上原「興奮」オリオールズ入団会見

[ 2009年1月15日 06:00 ]

背番号19のユニホームを着てマクフェイル球団社長と握手する上原浩治

 巨人からFA宣言し、オリオールズと2年契約を交わした上原浩治投手(33)が14日(日本時間15日)、本拠地オリオールパークで入団会見を行った。フロリダ州の自宅から駆けつける予定だったトレンブリー監督はアトランタ経由でボルティモアへ向かう飛行機が天候不順で飛ばず、欠席となったが、上原はマクフェイル球団社長と握手。背番号「19」のユニホームに袖を通し「今とても興奮しています。ずっと挑戦したい気持ちが強かった。それがかなえられてうれしいです」とあいさつした。

 会見にはテレビカメラ10台、日米報道陣約80人が集結。会見の模様は地元ケーブルテレビ局「MASN」で生中継された。球団も反響の大きさを考慮して、会見前日の13日に上原の写真をメディアに配布。ベーダー広報部長も「びっくりとしか言いようがない」とうれしい悲鳴を上げた。
 契約は2年1000万ドル(約9億円)で、出来高払いも34試合先発、投球回200イニングを毎年クリアすれば、最高600万ドル(約5億4000万円)が支払われる。大体大時代から目標にしてきた大リーグのスタートラインに上原が立った。

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2009年1月15日のニュース