いろいろあったが…渡辺会長示唆“原君続投”

[ 2008年9月23日 06:00 ]

 【巨人9―1広島】巨人の渡辺恒雄球団会長(82)が22日、3年契約の3年目となる原辰徳監督(50)の来季続投を示唆した。都内ホテルで会食後、報道陣に去就について問われ「もちろん、そりゃそう。(次期監督候補は)他にいないよ」と答えた。

 22日、巨人は広島に大勝し、11連勝で首位をキープ。渡辺会長も上機嫌で「原君も開幕5連敗とか、いろいろヘマをやったが経験ってのはいいことだね。最近、彼の采配はさえているよ」と評価。一例に「5回のピッチャーの代え方」と、21日の阪神戦(東京ドーム)で好投していた上原に5回に代打を送り逆転に成功した采配を挙げた。
 球団は進出を決めたクライマックスシリーズの結果なども含め、シーズン終了後に監督人事を正式決定する予定だが、渡辺会長の影響力は大きい。同会長は「CSと日本シリーズがあるから、勝つか勝たんか。まあCSの後にハッキリする」と含みも持たせた。

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2008年9月23日のニュース