巨人にお付き合い…阪神12回ドロー

[ 2008年9月23日 18:23 ]

11回、横浜1死一、二塁、村田の邪飛を好捕するライト平野

 【神1―1】デーゲームで引き分けた巨人に、仲良くお付き合いしてしまった。阪神は延長12回を戦い、わずか1得点。岡田監督は「点が入らんもん。しょうがない」と怒りを通り越し、あきれていた。

 3四球で好機をもらった1回2死満塁は、関本が投ゴロに倒れた。安打と2四球の3回2死満塁は、林威助が遊ゴロ。序盤の決定機であと1本が出ず、横浜の先発小林を乗せてしまった。
 中2日で先発した下柳の後、7回からは救援陣が必死に踏ん張る。だが、肝心の攻撃陣に点を取れそうな雰囲気がない。7回以降は無安打で、二塁にすら進めなかった。結局、野手陣で安打を打ったのは鳥谷のみ。「どうしようもないよ、(安打が)3本じゃあ」と指揮官も思わずさじを投げる貧打ぶりだった。
 中日が敗れ、クライマックスシリーズ進出が決まったのが唯一の明るい話題。巨人との一騎打ちを制するには、今の打線はあまりに頼りない。

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2008年9月23日のニュース