巨人執念…24日の先発候補もマウンドへ

[ 2008年9月23日 21:14 ]

12回、巨人2死二塁、鈴木尚の左前安打で二走坂本が本塁を狙うがタッチアウト。捕手石原

 【巨4―4広】勝てなかったが、最後まで執念を見せた。巨人は延長12回を戦って引き分け。原監督は「みんな強く戦えるようになった。粘って引き分けに持ち込んだんだから、ナイスゲーム」と称えた。

 11連勝中のいい流れを途切れさせたくない。そんなベンチの思いは、継投に表れた。4―4で延長戦に入ると守護神クルーンを投入。今季最長の2回を投げた。右腕は「1点を取られたら終わり。チームが勝つために必要だったからね」とさらりと言った。12回には24日の先発候補だった東野もマウンドへ。尾花投手総合コーチは「勝つための継投だったから」と説明。最後まで白星を狙った采配に選手も応えた。
 打線も15安打と好調は保っている。代打で3ランを放った高橋由が「負けるのと引き分けは大違いだから」と話したように、次につながる一戦になった。

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2008年9月23日のニュース