24の瞳だ!12人いずみが逆転勝ち

[ 2008年7月10日 06:00 ]

<小松原・いずみ>逆転勝ちの開幕戦勝利に笑顔を見せるいずみの今野ツインズ。兄・健太郎(右)と弟・康太郎

 【いずみ5-2小松原】勝利の瞬間、24の瞳が輝いた。部員12人のいずみが部員24人の小松原を逆転で下した。横田監督は「とてもうれしい。チャンスは絶対来ると信じていた」と喜んだ。

 中でもひときわ目立ったのが1メートル80の長身ツインズ、今野兄弟だ。エースで兄の健太郎は6安打2失点で完投勝利を飾り「焦った時に弟の方を見たら落ち着いた」。遊撃の弟・康太郎も2安打2得点と活躍し「自分はエラーしなかったし、勝てて良かった」と満面に笑みを浮かべた。

 新チーム発足後、一時部員が2年生6人だけになった。その中でも健太郎は課題の制球難を克服しようと1日5キロの走り込みを続け、この日四球はわずか1と成果を発揮。康太郎も「健がでっかく見えた」と目を細めた。4月に入部した1年生6人はもちろん全員ベンチ入り。試合ができる喜びを胸に12人の夏が始まった。

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2008年7月10日のニュース