満塁ピンチ…小松雄叫びの連続三振斬り

[ 2008年7月1日 21:18 ]

オリックス初回1死一、二塁、ローズが右中間に先制3ランを叩きこむ

 【オ4―1ソ】オリックスは1回1死一、二塁からローズの19号3ランで先制。6回に浜中が7号ソロを放った。先発小松が7回無失点で5勝目。ソフトバンクは1回1死満塁の好機を逃したのが響いた。反撃は8回の松中の13号ソロのみで、3連敗。

 ≪雄叫び!連続奪三振≫持ち味である強心臓ぶりを、存分に発揮した。オリックスの小松が久々の先発マウンドで7回5安打無失点。5月15日以来の勝ち星を挙げた。
 ピンチになると、集中力が高まった。「中継ぎをやっていた時を思い出して、逃げずにいった」。1回1死満塁では連続三振を奪って雄叫びを上げ、3回無死一、二塁も難なく切り抜けた。
 今季はシーズン途中から先発に回って4連勝したが、その後は不調に陥り、再び中継ぎへ。「小細工をしてしまった。もう少し大胆に攻めないといけなかった」。走者を背負って投げ続けることで、気迫の投球を取り戻した。
 プロ初勝利を挙げたソフトバンクには、今季も3戦3勝。抜群の相性だが、右腕は「どこが相手でも、いい投球ができる」と、自信に満ちあふれていた。

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2008年7月1日のニュース