明石 天国の大先輩に届けた白星

[ 2008年7月1日 06:00 ]

 第90回全国高校野球選手権大会(8月2日開幕、甲子園)の地方大会は30日、全国で30試合が行われた。南北海道大会では札幌地区の代表決定戦5試合が行われ、これで南北海道大会出場16校が出そろった。また徳島大会の組み合わせが決定した。

【高校野球コーナー


 【明石4―2三木】西兵庫の明石は、三木に4―2で競り勝ち、偉大な先輩へささげる1勝を飾った。1933年夏の甲子園準決勝で中京商(現中京大中京)と延長25回を戦った時の二塁手・嘉藤栄吉さんが28日に死去。29日にはメンバー外の部員が通夜に参列していた。2―2の6回に勝ち越しのスクイズを決めた岩尾主将は「先輩のためにも初戦は勝たないといけないと思ってました」と胸を張っていた。

続きを表示

2008年7月1日のニュース