福留が先制打、藪は2回を無失点

[ 2008年7月1日 14:47 ]

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は30日、サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に「1番・右翼」で出場し、5打数1安打1打点だった。内容は三振、中前適時打、一ゴロ、遊ゴロ、三振、四球。打率は2割9分6厘。

 ジャイアンツの藪恵壹投手は0―5の6回から2番手で登板し、2回2安打無失点だった。試合はカブスが9―2で勝った。

 ≪決め球を痛打≫カブスの福留が2回に先制打。2死一、二塁から、左腕ジトの決め球カーブが高めに浮いたところを逃さず、中前に運んだ。
 1打席目はカウント2―1と追い込まれた後、カーブで空振り三振に倒れたが、2打席目にとらえたのはそのカーブ。最初の打席でつかんだイメージを生かし、きっちりと結果につなげた。
 痛めている左ふくらはぎは、チーム関係者によると「まだ6、7割」。全力で走れるレベルまで回復していないが、福留は「打つ方は全然問題ない」。故障後言い続けてきた言葉を、この日は適時打で実証した。

 ▼藪の話(2回無失点)ここ3試合アウトが取れていなかったのでよかった。次につながると思う。(福留は)いい振りをしている。調子がよさそうだった。(共同)

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2008年7月1日のニュース