“お仕置き登板”の朝井が“でかした!”

[ 2008年5月8日 06:00 ]

お立ち台でポーズをとる、4勝目を挙げた楽天・朝井(左)と大活躍の横川

 【楽天9―7ソフトバンク】やはり本拠地では何かが起こる。序盤の大量失点で3回終了時で2―7。敗色濃厚のムードでもあきらめないのが今年の楽天だ。6回、2年目の横川の中前打を足がかりに打者11人で7安打を集中。一挙6点を奪って試合をひっくり返した。一場の乱調などで序盤はベンチで仏頂面だった野村監督も試合後は「これが野球だ。こういう展開はめったにない。やっぱり野球は、昔から言われているけどゲームセットまで分からない」と舌も滑らかだった。

 2番手には2日前の第1戦先発で2回途中3失点KOされた朝井を起用。右腕は3回に3失点したものの、4回以降は気迫で抑えて4勝目を手に入れた。本拠地3連敗を回避して、勝率は5割復帰。3位タイに浮上した野村監督は「疲れた」とボヤきながらも、上機嫌だった。

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2008年5月8日のニュース