松井秀2の0、本塁打ゼロで公式戦へ

[ 2008年3月30日 11:56 ]

マーリンズ戦の7回、二ゴロに倒れたヤンキースの松井秀

 ヤンキースの松井秀喜外野手は29日、マイアミで行われたマーリンズ戦に「8番・指名打者」で出場し、2打数無安打だった。内容は四球、二ゴロ、二ゴロで4試合連続無安打となり、オープン戦を本塁打ゼロで終えた。ヤンキースが4―2で勝った。

 右ひざのリハビリから始まった松井秀のキャンプ、オープン戦が終わった。「右ひざは確かに完ぺきでないけど、試合をやる上ではもうほとんど大丈夫かなという感じがする」。ナイトゲームだったマーリンズ戦を終え、振り返った。
 打率3割2分4厘と安定感を見せた一方、6年目で初めてオープン戦の本塁打がなかった。ジラルディ監督は「心配ない。打席数が少ないし、初出場の試合で風に押し戻された打球はホームラン。きのうの当たりも良かった」と内容の良さを強調する。
 「微妙だな」とオープン戦成績を振り返る松井秀も「ただ内容的には良かった。自分の感覚は良かった」と付け加える。その感覚を手にシーズンに臨む。開幕さえ迎えれば、ことし初めての本塁打は、意外と簡単に出るのかもしれない。(共同)

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2008年3月30日のニュース