平安・川口6安打完封 再試合制す

[ 2008年3月30日 10:24 ]

<鹿児島工―平安>鹿児島工を完封し準々決勝に進出した平安の川口

 第80回選抜高校野球大会第9日は30日、甲子園球場で3回戦を行い、大会史上最多の36度目出場の平安(京都)が1―0で鹿児島工(鹿児島)に勝ち、5年ぶりのベスト8に進出した。

 28日に延長15回引き分けとなった再試合は、両チーム左腕による投手戦となった。平安は、鹿児島工の石堂を攻め、4回2死走者なしからの長短打で1点を先制。川口が鹿児島工打線を6安打に抑え完封した。平安は春夏の甲子園大会で通算90勝目をマークした。

 ≪河野が千金適時打≫平安の河野が4回に決勝点となる貴重な適時打を放った。3試合連続で打点を挙げる活躍に「踏み込んでセンターに強く返そう、という監督さんの指示を徹底した」と謙虚だった。引き分けとなった28日の試合ではリードを奪うもすぐに追いつかれた。再試合で接戦を制し「相手は粘り強いチーム。安心はしていなかった。点を取れるところは取っていかないといけない」と話した。

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2008年3月30日のニュース