福留 3打数1安打1打点

[ 2008年3月26日 09:31 ]

ジャイアンツ戦の9回、中前に適時打を放つカブス・福留。投手ウィルソン

 カブスの福留孝介外野手は25日、アリゾナ州スコッツデールで行われたジャイアンツ戦に「5番・右翼」で出場、3打数1安打1打点だった。内容は三ゴロ、右飛、四球、四球、中前打。チームは7―5で勝った。

 ≪オープン戦の四球数トップ≫9回2死三塁で打席に立った福留は、外角の速球をたたいて中前適時打を放った。しかし、第1打席は打ち損じの三ゴロ、2打席目はバットの先で打った右飛に終わった。オープン戦の終盤になっても、まだ打撃が本調子とはいえない状態が続いている。
 打率は2割3分台と低迷するが、出塁率は4割を超えている。この日も二つの四球を選んでオープン戦通算で14四球とし、試合終了時点ではメジャー全体でトップとなっている。
 福留は四球の多さについて、最初は「ピッチャーに聞いてよ」とはぐらかしながらも「いいことだと思う」と話した。スイングがまだ納得がいかない段階でも、目は冷静にボールを見極められていることに満足感を示す。
 これで打撃フォームが固まりさえすれば…。大型新人の春は、もうすぐそこまで来ているのかもしれない。(共同)

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2008年3月26日のニュース