松井秀は無安打 連続安打ストップ

[ 2008年3月26日 08:20 ]

インディアンス戦の6回に生還し、ジラルディ監督(右から2人目)に迎えられるヤンキースの松井秀

 ヤンキースの松井秀喜外野手は25日、フロリダ州ウインターヘブンでのインディアンス戦に「6番・左翼」で出場、3打数無安打だった。自身の連続安打は6試合で止まった。内容は遊飛、二ゴロ併殺打、四球、一直。チームは5―7で敗れた。

 ≪無安打も「収穫」強調≫手術を受けた右ひざのリハビリのため、2月14日からキャンプ地で練習してきた。ひざを鍛え、試合も重ねた。松井秀はあす26日に今キャンプ初めての休養日を迎えることになった。「何日ぶりだろう。ユニホーム着ないのは1カ月半ぶりくらいだね」
 ジラルディ監督は「制限を感じさせるような動きはこのキャンプで見せなかった。打席もこなしたし、準備はできているだろう」と順調な回復を見守る。レギュラーとして考えているかと問われ「そうだ」と即答した。
 約10日遅れでオープン戦に出場したが、マイナーリーグの練習試合も合わせると、25日のインディアンス戦でジラルディ監督が計算した最低ラインの40打席を超えた。
 7試合ぶりに無安打に終わった松井秀は「いい結果が出ても、悪い結果が出ても、それがすべて収穫」と車に乗り込んだ。たった1日の休日がそうさせるのか、いつもより表情が柔らかだった。(共同)

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2008年3月26日のニュース