斎藤 初失点も内容には手応え

[ 2008年3月21日 10:21 ]

ホワイトソックス戦の7回に登板し、1回を2安打1失点のドジャース・斎藤

 ドジャースの斎藤隆投手は20日、アリゾナ州フェニックスで行われたホワイトソックス戦の7回に2番手で登板し、1回2安打1失点。チームは8―2で勝った。

 予定になかった斎藤の登板だった。試合前にトーリ監督から伝えられ、3―1の7回から投げて1回を2安打1失点。オープン戦3度目の登板で初めて得点を許した。前回、カウントを悪くしたことからストライクを先行させたが、追い込んでの変化球を打たれた。1死一塁から4番コネルコにカーブを左翼線二塁打されて二、三塁。内野ゴロの間に失点した。
 ただ、斎藤は「球自体は前回より良かった。変化球は待っているところに投げた」。右ふくらはぎを痛めてオープン戦に出遅れたが、この日は2度の打球処理も無難にこなし、「これだけ投げて動ければいい。次からは出し惜しみせずにいく」。中国遠征から戻ったトーリ監督は、初めてクローザーの実戦登板を見て「変化球が何球か高かっただけで、いい球を投げていた」と安心したようだった。(共同)

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2008年3月21日のニュース