投手ボロボロでノムさん「やめちまえ」

[ 2008年2月13日 06:00 ]

紅白戦途中に雨が降り出し、監督室で観戦する野村監督だったが、大味な内容にあきれ顔

 楽天・野村監督もブチ切れた。紅白戦が両軍計19安打13四球で20得点の大凡戦。指揮官は「頭に来るような紅白戦。こんな気候だし、やめちまえって言ったんだ」と7回の予定を5回で打ち切ってしまった。

 最大16メートルの強風に時折、小雨が降る悪条件とはいえ、先発の永井が7安打5四球9失点の1回2/3で強制降板。3番手の木谷は4回、バント処理で悪送球など3四球3失点で1死しか取れなかった。7投手が登板して無失点はインチェと吉崎のみ。さらに守備のミス、三塁ベースコーチの西内野守備走塁コーチがサインを勘違いするおまけまで付いたとあって「厳しさがないんだ。“考えて野球せぃ”のスローガンも取り消し。“気合、根性”に切り替えだ。星野監督にお願いするか?レスリングの浜口のお父さん呼ぶか?臨時監督や」と怒りは収まらない。
 永井をはじめ木谷、松崎、片山は練習後、球場から宿舎まで約10キロの罰走を命じられた。野村監督は前日、長谷部、田中の好投で三木谷球団会長に“V宣言”したばかり。ムードをぶち壊されて怒り心頭だった。

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2008年2月13日のニュース