投手陣総崩れで大矢監督カンカン

[ 2008年2月13日 06:00 ]

投手陣が乱れて広島に惨敗した大矢監督(中央)はさえない表情

 【横浜2―9広島】期待が大きかっただけに指揮官の落胆も大きかった。横浜は今季初の実戦で投手陣が総崩れ。精彩を欠いた投手陣を大矢監督は「あんなもんでしょう。追い込んでから打たれている。できるかどうかは個人の問題。あとは自分でどう感じるか。(1軍に)残れるかどうかは個人の問題ですから」と突き放した。

 先発の秦は初回、昨年までチームメートの木村に先制2ランを被弾。喜田剛にも一発を浴び「キャンプでやってきたことが全然出せなかった」と肩を落とした。2番手の吉見も被弾。2軍から参加した3番手・吉原に至っては2回8安打5失点の惨状に斉藤投手コーチは「カープとの違いはボールの高さそのもの。うちはみんな高い」と厳しく注意した。3年ぶりのAクラスを目指す横浜だが、先発駒不足の状況に変わりはない。昨年3勝の吉見、同1勝の秦。指揮官の笑顔を取り戻すには奮起するしかない。

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2008年2月13日のニュース