久保田に勝った 金村255球投げ込み

[ 2008年2月13日 06:00 ]

バッティングピッチャーを務めた後、再びブルペンに入った金村(右)は、久保田(左)に負けじと投げ込む

 日本ハムからトレードで移籍した阪神・金村暁が2度のブルペン入りにフリー打撃登板で自己最多の255球を投げ込んだ。「久保田が244球と聞いたから、球数で勝ちたい色気があった。下半身の疲れがピークの中、自分を追い込めた」

 ブルペンで76球を投げた後、フリー打撃では主力3人に68球。桧山にはサク越え2発など、安打性の当たり計14本を喫したが、順調な調整ぶりを披露。岡田監督も「コントロールいいよな。味方には当てたらアカンから、アウトコース主体になるのに、インコース行きよるねんから」とうなった。最後はブルペンで“おかわり”。久保田を1球上回る予定が、11球オーバーしたものの「最後は意識した低めにいった」。12勝での通算100勝を最低目標に掲げる金村暁がさらにピッチを上げていく。

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2008年2月13日のニュース