米紙“福留の松井三冠王阻止”を紹介

[ 2008年2月13日 20:16 ]

 12日付の米ニューヨーク・タイムズ紙は、米大リーグのカブスに加入した福留孝介外野手をスポーツ面のトップページで大きく取り上げ、パワーヒッターとしての経歴やカブスの期待度の高さを紹介した。

 日本生命からドラフト1位で中日に入団し、最初の3シーズンは内野手だったが、外野手に転向した経緯を紹介。その最初の年の2002年に強肩を生かして14補殺を記録し、ゴールデングラブ賞に輝いたことや、打率3割4分3厘でセ・リーグの首位打者を獲得して松井秀喜(当時巨人)の三冠王を阻止したことなどを説明している。
 本人は大リーグに強い思い入れはなく、移籍はキャリアの中のステップと割り切るクールな一面もあるとした。
 カブスは1908年を最後にワールドシリーズ制覇から遠ざかり、ことしで100年。長く頂点に立てない“のろい”を福留のバットがぬぐい去ることができるか、とも書き込んでいる。(共同)

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2008年2月13日のニュース