オリックス“パウ問題提訴状”を提出

[ 2008年2月13日 21:54 ]

 パウエル投手をめぐるソフトバンクとの契約問題で、パ・リーグ会長の勧告を不服とするオリックスは13日、機谷俊夫球団代表がコミッショナー事務局に出向いて提訴状を提出した。中村勝広球団本部長は「今後球界にあしき前例を残さないためにも提訴した」と説明した。

 これを受け、根来泰周コミッショナー代行は「今後についてはまず、パ・リーグの小池会長に勧告の趣旨を照会した上で回答をいただくことになる。その後、必要があれば両球団からも事情を聴くなど、調査することになるだろう」と言うコメントを出した。
 オリックスは、契約の正当性を一度は認めながらも、ソフトバンク側に優先権を与えたパ会長の勧告に反発し、コミッショナーに提訴することを決めていた。

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2008年2月13日のニュース