大関昇進確実の霧馬山　来場所大関獲りに挑む関脇3人へ「やっぱり負けられない」

大関昇進が確実となり一夜明け会見で笑顔を見せる霧馬山（撮影・前川　晋作）
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　大相撲夏場所で11勝を挙げて3度目の技能賞を獲得し、大関昇進を確実にした関脇・霧馬山（27＝陸奥部屋）が千秋楽から一夜明けた29日、東京・両国国技館内で会見を行い、来場所大関獲りに挑む関脇3人へのライバル心をのぞかせた。

　史上初の4関脇2桁白星となった夏場所。大栄翔（29＝追手風）は28日の千秋楽で10勝目。直近2場所で22勝と大関獲りにつなげた。11勝を挙げた豊昇龍（24＝立浪）は霧馬山と同じモンゴル出身で直近21勝。技能賞を獲得した若元春（29＝荒汐）は10勝で直近21勝を挙げている。

　霧馬山は「やっぱり3人に負けられないし、3人も自分に負けたくないという気持ちもあると思う。それで戦っていくしかない」と闘志を新たにしていた。