“しぶこ似”の木下彩が全米女子OP切符を獲得！初メジャーは「ただただ興味本位で（笑い）」

全米女子OP予選3位通過の木下彩
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　全米女子オープン日本地区予選が29日、千葉県の房総CC房総G（パー72）で開催され、木下彩（24＝長府製作所）が2ラウンド合計36ホールによる長丁場の戦いで通算7アンダーの3位に入り、米カリフォルニア州の世界的名門ペブルビーチ・ゴルフリンクスで7月6日に開幕する本大会への出場切符を手にした。

　最終ホールでは約5メートルのバーディーパットを残した。木下は「キャディーさんと6アンダーでは（可能性が）ないという風になったのでガッツリ、何メーターオーバーしてもいいからとラインは浅く強く打ちました」と振り返る。この判断が見事に奏功。当確を決定づけるバーディーが決まった。

　98年度生まれの黄金世代で特に渋野日向子と仲が良く、顔も似ていることで知られる。メジャーと言えば「渋野のイメージしかない。全英に勝ってバーンって行っちゃって、今じゃ、ご飯も誘いにくい」と苦笑した。木下自身、これまでプライベートでも海外経験ゼロだが、今年はペブルビーチでの開催に加え、米メジャーの高額な賞金にも強く惹かれたという。

　「ただただ興味本位でペブルビーチだし、みんな盛り上がってたのでとりあえず（予選に）出てという感じで。あとはお金ですね。賞金も上がったんですよね？物欲はないけど老後のために」と笑わせた。この春にはパスポートも取得。ペブルビーチで渋野との競演が見られそうだ。