塩原温泉湯けむりマラソン 男子・郡司 女子・鈴木が10キロ総合優勝

[ 2023年5月29日 04:30 ]

第46回塩原温泉湯けむりマラソン全国大会(スポニチ後援) ( 2023年5月28日 )

男子10キロ総合優勝の郡司と女子10キロ総合優勝の鈴木
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 4年ぶりの開催となった第46回塩原温泉湯けむりマラソン全国大会(スポニチ後援)は28日、栃木県那須塩原市の塩原温泉街で1149人がエントリーして行われた。男子10キロ総合は郡司貴大(たかひろ、32)が29分48秒で、女子10キロ総合は鈴木英奈(16)が38分43秒でそれぞれ優勝しスポニチからトロフィーが贈られた。また同市出身で女子マラソン日本歴代3位記録保持者の渋井陽子さん(44)がゲスト参加し、大会を盛り上げた。

 <男子10キロ総合>29分48秒の好タイムで優勝を飾った初参加の郡司は「自分のリズムで走れました」とレースを振り返った。地元の那須拓陽高出身。駒大3年時は箱根駅伝で8区を走った経歴を持ち社会人の小森コーポレーションを経て、現在は那須塩原市内で家業の畜産業を継いでいる。毎朝の10キロ走が日課で「温泉も利用してますし、気ままに楽しんで走ってます」と笑顔で語った。

 <女子10キロ総合>千葉県から参戦した成田国際高2年の鈴木が圧勝だ。2位に3分50秒の大差をつける38分43秒でゲストの渋井陽子さんと並走しながらゴール。「自己ベストが出ました!」と話しかけると、渋井さんからは「おめでとう」と祝福の言葉ももらった。「今年は1500メートル、3000メートル、5000メートルで高校の関東大会出場が目標です」とジャンプアップを誓っていた。

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