岩井明愛が全米女子オープン予選を首位通過！ツインズ同時出場へ「千怜と2人で出られるのが嬉しい」

岩井明愛
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　全米女子オープン日本地区予選が29日、千葉県の房総CC房総Gで開催され、岩井明愛（20＝Honda）が2ラウンド合計36ホールによる長丁場を戦い、通算10アンダーの首位で米カリフォルニア州の名門ペブルビーチ・ゴルフリンクスで7月6日に開幕する本大会への出場切符を手にした。既に出場権を持つ妹の千怜とともに「ツインズ」で世界最高峰の舞台に挑む。

　終わってみれば2位に2打差、堂々の首位通過だった。36ホールを戦い抜いた後、岩井明の第一声は「千怜と2人で出られるのが嬉しい」と笑顔を見せた。今年の全米女子OPは7月6日に開幕する。その前日5日が岩井ツインズの誕生日。憧れの地で21歳を迎える。生涯、忘れることのないメジャー挑戦となりそうだ。

　前週のリゾートトラスト・レディースは予選落ちした。27日の土曜日をオフにあて前日28日は昼までグランディ浜名湖GCで練習した。「1日休んだことで体の力がいい感じで抜けた。ショットで打ちたいところに打てるようになった」と話す。本来のショット力が戻ったことでバーディーを量産。今日イチという16番パー3では14メートルのロングパットも沈めて見せた。

　2月に米女子ツアーのホンダLPGA（タイ）に出場し、海外で戦いたいの思いは一層、強くなった。海外メジャーの印象は「ラフが長い」と即答。待ち受ける高難度の設定も望むところだ。「上位フィニッシュしたいけどまずは予選を通過したい」と話した。