若元春 初の三賞受賞も納得せず「今日のような相撲を取っていてはダメ」

[ 2023年5月29日 04:37 ]

大相撲夏場所千秋楽 ( 2023年5月28日    両国国技館 )

若元春(右)は大栄翔に突き倒しで敗れる(撮影・小海途 良幹)
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 新関脇で10勝を挙げた若元春は、初の三賞受賞にも心の底から喜べなかった。大関を争う大栄翔に防戦一方となり、土俵下にたたき落とされた。「三賞はうれしいけど今日のような相撲を取っていてはダメ。何回も取っていけるようないい相撲を取りたい」と反省した。

 それでも、磨きをかけた左四つの型は着実に進化している。日頃から控えめな発言が多いが「少しずつは前に進んでいる」とも漏らしている。2場所連続で2桁勝利を挙げ、名古屋場所は大関獲りに挑戦。同じ一門で若手時代にしのぎを削った霧馬山が大関昇進を確実にし「刺激になる」と決意を新たにしていた。

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