スケボー堀米 地元の歓声力に逆転優勝「家族が来ていたのでいい滑りを見せたかった」

[ 2023年5月29日 04:32 ]

3回目、トリックを決める堀米(撮影・光山 貴大)
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 ケートボード・ストリートの新設大会「UPRISING TOKYO」最終日は28日、東京・有明アリーナで行われ、男子は東京五輪金メダルの堀米雄斗(MIXI)が87・94点で優勝した。暫定5位で迎えた最終3本目に60秒間のランをフルメークし逆転。家族も見守った地元の東京都江東区で行われた新設大会にその名を刻んだ。女子は14歳の上村葵が84・19点で優勝した。

 堀米が第一人者の実力を見せつけた。1、2本目は大きなメインレールでの最終トリックで転倒。追い込まれた3本目は「自分なりに変えて」と縁石を滑るトリックに変え、見事フルメーク。思わず右手のこぶしを握り、「家族が来ていたのでいい滑りを見せたかった。最後まで乗り切れた」と喜んだ。

 昨年4月に楽天グループと戦略的パートナーシップ契約を結び、スケボー文化を広める一環で決まった今大会の開催。無観客だった東京五輪ではなかった歓声を浴びた地元のヒーローは「イベントが増えていき、魅力や楽しさを伝えたい」と話した。

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