水戸龍が連敗9で止めて5勝締め「運が良かった」取組後の取材では数々の迷言も

[ 2023年5月29日 09:34 ]

大相撲夏場所千秋楽 ( 2023年5月28日    東京・両国国技館 )

<夏場所千秋楽>東白龍(左)をはたき込みで下す水戸龍(撮影・島崎忠彦)
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 東前頭16枚目の水戸龍(29=錦戸部屋)が十両・東白龍(27=玉ノ井部屋)を下して5勝10敗で取り終えた。東白龍の突っ張りと引きにも慌てなかった水戸龍が、機を見て右に体を開いてはたき込んだ。

 序盤戦4勝1敗と好調だったが、6日目からまさかの9連敗。千秋楽にようやく連敗を止めた。「今日も安全にケガしないように相撲を取ろうと思った。運が良かった。勝ってうれしいです」。持病の腰痛と闘いながらの15日間を白星で終え「明日からはゴロゴロします」とゆっくり休む予定だ。

 勝っても負けても取組後の取材に快く応じてくれる水戸龍。今場所はさまざまな名言(迷言?)が飛び出した。朝乃山に敗れた6日目には、相手への声援が大きかったことから「めちゃくちゃアウェー感があって傷ついた」とコメント。黒星先行となった9日目には、体の疲れを口にしながらも「食欲だけは落ちない。太りやすい体になっちゃった」とぼやいた。

 一度は軍配を受けたものの差し違いで敗れた13日目には、足が出た感覚はあったようで「バレてないかと思ってた。勝った希望を持ってから負けるのは傷つく」と正直に話していた。

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