湯浅直樹 2回目で無念の途中棄権 ミレルが金メダル

[ 2018年2月22日 14:53 ]

平昌五輪アルペンスキー男子回転 ( 2018年2月22日 )

<アルペンスキー男子>男子回転で1回目を終えた湯浅直樹
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 平昌五輪は22日、アルペンの男子回転を行い、2大会連続3度目の五輪出場となる湯浅直樹(34=スポーツアルペンク)は1回目に52秒89で36位だったが、2回目は序盤でコースアウトしてしまい、無念の途中棄権となった。

 1月に軟骨除去の手術を受けた左膝の痛みを抱えたまま迎えた大舞台で実力を発揮することはできなかった。1回目は27番目スタートで首位と5秒17差の52秒89で36位。序盤はライン取りを意識しながら慎重に滑っていたが、途中でスキーをコースに取られてバランスを崩した。何とか持ちこたえて滑り続けたものの、その後も斜面の変わり目でタイムロス。「自分が滑っている感覚ではなかった。自分の力を1%も出せなかった」と悔しさをにじませた。

 1回目に47秒93で2位につけたアンドレ・ミレル(スウェーデン)が2回目に51秒06をマークして合計1分38秒99で金メダルを獲得。ラモン・ツェンヘウゼルン(スイス)が銀メダル、ミヒャエル・マット(オーストリア)が銅メダルに輝いた。

 1回目で首位に立ったW杯ランキング2位のヘンリク・クリストフェルシェン(ノルウェー)は2回目序盤でコースアウトして途中棄権。複合、大回転との3冠を狙った“絶対王者”マルセル・ヒルシャー(オーストリア)は1回目で途中棄権した。

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