藤森由香 ラスト五輪終えすがすがしさ 「自分の最高の技」着地で失敗も…

[ 2018年2月22日 13:15 ]

平昌五輪スノーボード女子ビッグエア決勝 ( 2018年2月22日 )

<平昌冬季五輪・スノーボード女子ビックエア決勝>決勝2本目、エアを飛ぶ藤森由香
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 新種目、ビッグエアの女子決勝が22日に行われ、スノーボードクロスから転向した藤森由香(31=アルビレックス新潟)は122・75点の7位で最後の五輪を終えた。

 19日の予選では日本勢トップの94・25点の2位。この日も1本目から安定感のある横2回転半で82・25点の高得点をマークした。2、3回目は縦回転が入る「フロントサイドダブルコーク900」に挑戦。ともに着地で失敗したが、難度を落とすという選択はなかったといい「この技が自分の出せる最高の技。銅メダルを取りに行こうと思った」と振り返った。

 スノーボードクロスで3度五輪代表に選ばれた。種目を転向して臨んだ集大成の舞台で初出場の06年トリノ五輪と同じ7位入賞。「やっぱり前の自分を超えたいという思いはあった」としながらも「自分のできる最高の技を出すというところが一番だった」とすがすがしい表情を浮かべた。

 今後については「世界の大きな大会は、いくつかあるので、その大会に出て自分のスノーボード人生を作っていきたい」と笑顔で話した。

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