16歳・岩渕麗楽はメダル届かず4位 藤森7位、鬼塚8位 スノボ女子ビッグエア

[ 2018年2月22日 10:51 ]

平昌五輪スノーボード女子ビッグエア決勝 ( 2018年2月22日 )

女子ビッグエア決勝 岩渕麗楽の高いジャンプ(AP)
Photo By AP

 平昌五輪は22日、スノーボードの新種目、女子ビッグエアの決勝が行われ、岩渕麗楽(16=キララクエストク)が合計147・50点で日本勢最高の4位に入った。藤森由香(31=アルビレックス新潟)は合計122・75点で7位、鬼塚雅(19=星野リゾート)は合計119・00点で8位だった。優勝は185・00点をマークしたアンナ・ガサー(オーストリア)。

 冬季五輪での日本女子最年少メダルの期待がかかっていた岩渕は1回目で完成度の高いキャブ900を披露して79・75点。2回目はバックサイドダブルコーク1080の着地で手をついてしまい、67・75点だった。3回目も同じくバックサイドダブルコーク1080に挑むも、着地で失敗して37・00点(不採用)に終わった。

 ビッグエアを得意とする鬼塚は1回目にキャブ900(横2回転半)をきっちり決めて78・75点。2回目はバックサイドダブルコーク1080に挑戦したが、着地で失敗して39・75点(不採用)。3回目もバックサイドダブルコーク1080で高いジャンプを見せたが着地で失敗して40・25点だった。

 4度目の五輪代表で予選を2位通過した藤森は1回目でバックサイド900を決めて82・25点で3位につけた。2回目はフロントサイドダブルアンダーリップ900に挑むも着地で尻もちをついて40・50点。3回目もフロントサイドダブルコーク900の着地で失敗し、34・50点(不採用)と得点を伸ばせなかった。

 決勝では、予選上位の12人が3回ずつ演技し、得点の高い2回の合計で争う。

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月22日のニュース