NBAマーベリクスのキューバン・オーナーに巨額の罰金 八百長容認発言に厳罰

[ 2018年2月22日 14:07 ]

巨額の罰金を科せられたマーベリクスのキューバン・オーナー(AP)
Photo By AP

 NBAは21日、マーベリクスのマーク・キューバン・オーナー(59)に60万ドル(約6400万円)の罰金を科した。

 ウェブサイトに投稿されたNBAの元スター選手、ジュリアス・アービング氏(67)との対談の中で「負けることも我々にとって最良の選択肢」などと語り、ドラフトでの上位指名権獲得を目的にした八百長ともとれる発言が処分の対象となった。

 アダム・シルバー・コミッショナー(55)は「リーグにとって有害な公式発言」とコメント。異端児としても有名な同オーナーは審判批判などですでに200万ドル(約2億1000万円)を超える罰金を支払っているが、AP通信の取材に対しては「もうその分は稼いだ」と涼しい顔だった。

 経済誌フォーブスによれば実業家のキューバン氏の純資産は37億ドル(4000億円)。マーベリクスは今季、球宴前までの前半戦を終えて18勝40敗で、勝率・310はNBA全30チームの中の28位と低迷している。

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