高安 カド番脱出も2場所連続の休場 3横綱1大関が不在 

[ 2017年11月24日 12:58 ]

高安
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 大相撲の西大関・高安(27=田子ノ浦部屋)が九州場所13日目の24日、日本相撲協会に「右内転筋筋損傷で3週程度の加療を要する」との診断書を提出し、先場所に続く3度目の休場となった。

 先場所は2日目の玉鷲戦で右脚を痛め「右大腿筋群損傷」の診断書を提出して途中休場していた。12日目の北勝富士戦で敗れた際に再び同じ箇所を痛め、取組後は患部を冷やし、足を引きずりながら引き揚げていた。この日朝の様子を見た上で師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)と話し合い、高安の方から「相撲を取るのは厳しい」と休場を申し出た。同親方は「ここでけがが長引いて悪化したらいけない」と説明した。

 大関3場所目の今場所は11日目に勝ち越しを決め、初のカド番を脱出していた。13日目の相手の大関・豪栄道は不戦勝で勝ち越しとなる。暴行問題を起こした日馬富士のほか、稀勢の里、鶴竜の3横綱が既に休んでおり、3横綱1大関が休むことになった。先場所は3横綱2大関が休場した。幕内合計8人の休場(再出場の碧山を含む)は先場所に続く多さ。

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2017年11月24日のニュース