真央 9位に終わり目に涙「これが今の自分の実力」

[ 2016年11月13日 06:21 ]

浅田真央のフリーの演技(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯は12日にパリで女子フリーが行われ、日本勢の浅田真央(26=中京大)は9位に終わった。

 SPで8位と出遅れた浅田は左膝痛の影響か3回転ジャンプがほとんど決まらず、技術点が39・64点と低迷。フリー100・10点、合計でも161・39点にとどまり、GPシリーズで10年NHK杯の8位を下回る自己ワーストの9位となった。

 今季はスケート・アメリカでも6位と、5年ぶりにGPシリーズで表彰台に上がることができなかった。

 浅田は目に涙を浮かべ「これが今の自分の実力だと思う。練習でうまくいっていないので、滑りもジャンプも全てがしっくりきていない感じがある」と語り、世界選手権の予選を兼ねる12月の日本選手権に向け「とにかくやるしかない。自分の意志をしっかり持って、全日本選手権でやるしかない」と必死に前を向いていた。

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