16歳・素根 初出場で準V グランドスラム出場権獲った

[ 2016年11月13日 05:30 ]

柔道 講道館杯全日本体重別選手権第1日 ( 2016年11月12日    千葉市・千葉ポートアリーナ )

<柔道・講道館杯 女子78Kg超級 決勝>激しく技を掛け合う素根輝(左)と朝比奈沙羅

 柔道の講道館杯全日本体重別選手権第1日は12日、千葉市の千葉ポートアリーナで男女7階級を行った。女子78キロ超級ではシニアの大会初出場となった16歳・素根輝(そね・あきら、福岡・南筑高1年)が決勝に進出。大会3連覇中の朝比奈沙羅(20=東海大2年)に敗れたものの来月の国際大会「グランドスラム(GS)東京」出場をほぼ確実にした。

 1メートル62、96キロと最重量級としては小柄だが、3回戦で小内巻き込みによる一本勝ちをするなど存在感は際立った。昨年は17歳以下の世界一を決める世界カデに15歳で出場し、オール一本で優勝。「東京五輪への戦いは始まっていると思ったので、GS東京に出たいと思っていた。でも、決勝で負けたのは悔しい」と強気の16歳。全日本女子の増地克之監督は「前に出る力と担げるのが魅力。(GS東京で)使ってみたい」と目を細めた。

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