クリッパーズ６連勝　敵地で快勝、グリフィンが２０得点１１Ｒ

２０得点をマークしたクリッパーズのグリフィン（ＡＰ）

　ＮＢＡは１２日に各地で１１試合を行い、クリッパーズは敵地ミネアポリス（ミネソタ州）でティンバーウルブスを１１９―１０５（前半６０―５１）で下して９勝１敗。ブレイク・グリフィン（２７歳）が２０得点、１１リバウンド、クリス・ポール（３１歳）が１９得点、８アシストを稼いでチームの６連勝に貢献した。ディアンドレ・ジョーダン（２８歳）も１８得点と１６リバウンドをマーク。第４Ｑには意図的な反則による“ハック攻撃”を受けたが、苦手のフリースローを１６本中１０本成功させてその圧力をはねのけた。

　ティンバーウルブスは２勝６敗。昨季の新人王、カールアンソニー・タウンズ（２０歳）が２４得点と１０リバウンド、２シーズン前の新人王、アンドリュー・ウィギンス（２１歳）が２２得点を挙げたもののクリッパーズの得点力を抑えることはできなかった。ひじを痛めていたポイントガードのリッキー・ルビオ（２６歳）は６試合ぶりに戦列に復帰。２４分出場して７得点、６リバウンド、６アシストを記録した。

　ラプターズは地元トロントでニックスに１１８―１０７（前半５３―５６）で勝って７勝２敗。得点部門１位（３４・０）のデマー・デローザン（２７歳）は３３得点を挙げ、チームは３連勝を飾った。

　デローザンが３０得点以上をマークしたのは開幕９戦で８回目。これはマイケル・ジョーダン（元ブルズ）を含め、リーグ史上４人目の快挙となった。

　ニックスは３勝６敗。カーメロ・アンソニー（３２歳）が３１得点、クリスタプス・ポルジンギス（２１歳）とデリック・ローズ（２８歳）がそれぞれ２１得点をマークしたものの後半で競り負けた。

　レイカーズは敵地ニューオーリンズでペリカンズに１２６―９９（前半５５―５６）で勝って６勝４敗。ジョーダン・クラークソン（２４歳）が２３得点、ルー・ウィリアムス（３０歳）が２１得点とベンチ勢が奮闘し、ここ６戦で５勝目を挙げた。先発で出場したディアンジェロ・ラッセル（２０歳）も大詰めでの“スモール・ラインアップ”の一員として活躍して２２得点。チームのフィールドゴール成功率は５５・３％に達し、３点シュートは３０本中１６本成功させた。

　故障者続出のペリカンズは１勝９敗。アンソニー・デービス（２３歳）は３４得点を稼いだものの、後半は４３―７１と圧倒されて勝機を築けなかった。

　＜その他の結果＞セルティクス（５勝４敗）１０５―９９ペイサーズ（４勝６敗）、ホークス（７勝２敗）１１７―９６　７６ｅｒｓ（１勝８敗）、ブルズ（６勝４敗）１０６―９５ウィザーズ（２勝７敗）、スパーズ（７勝３敗）１０６―１００ロケッツ（５勝４敗）、ジャズ（７勝４敗）１０２―９１ヒート（４勝５敗）、バックス（５勝４敗）１０６―９６グリズリーズ（４勝５敗）、ネッツ（４勝５敗）１２２―１０４サンズ（３勝７敗）、ピストンズ（５勝５敗）１０６―９５ナゲッツ（３勝６敗）