20歳初戦は3位発進 村上佳菜子「ちょっと悔しいけど…」

[ 2014年11月7日 21:02 ]

女子SPの演技を終え、笑顔の村上佳菜子

フィギュアスケートGPシリーズ第3戦中国杯

(11月7日 上海)
 20歳の誕生日に迎えた今季のGP初戦。次世代のエースとして期待される村上佳菜子(20=中京大)は女子SPで3位につけた。

 今季のプログラムは念願だった「オペラ座の怪人」。SPで歌姫クリスティーヌ、フリーで怪人ファントムを演じる異例の2部構成だ。「気持ちよりも体が緊張していた」という村上だが、冒頭の3回転―3回転のコンビネーションジャンプを鮮やかに成功、後半の3回転フリップでステップアウトするミスがあったものの、「うまくまとめられたと思う。フリップではねた分、得点が出なかったけど、次に課題がたくさん見つかってよかったと思います」と笑顔で振り返った。

 ユリア・リプニツカヤ、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ともにロシア)に続く3番手で8日のフリーに臨む。「今できる自分のベストじゃなかったので、ちょっと悔しいけど、しっとりと踊れたと思う。あしたは力強いファントムの一面を見せたい」と巻き返しを誓った。

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